敷金をめぐる最近の状況について

賃貸の不動産では、借りる際にまず「敷金」を納めるという慣習があります。
家賃の数か月分になる場合もあるため、敷金は大きな初期費用の一つとして知られていると言えるでしょう。
敷金を納める目的は、家賃を滞納した場合などにその分を補填するというものであり、特に問題がなければ部屋を退去するときに返金されます。
しかし実際には、退去時の部屋のクリーニングや補修といった原状回復のための費用を敷金で賄うというケースが多いです。
敷金の一部、または全額返ってこないケースや、敷金だけでは足りずに追加費用を請求するケースもあります。
敷金の額に関しては、家賃の1ヵ月~2ヵ月分というのが平均的ですが、地域によって多少相場が変わる場合があります。
そして最近では敷金を0にするという物件も増えており、特に関西や九州では6割以上が敷金0の物件だと言われています。
これは、初期費用をできるだけ抑えたいというニーズが増えているためであり、借りる側にとっては、初期費用の面では賃貸の利用がしやすい状況になってきていると言えるでしょう。